新潟県三条市の(有)永塚製作所は、この度、ゴミ拾いトング「マジップ」で2012年度グッドデザイン賞を受賞致しました。さらに「グッドデザイン・ベスト100」に選出されました。
「グッドデザイン・ベスト100」とは本年度全受賞対象の中でも、特に未来を示唆するデザインとして注目された対象です。審査委員会における討論を経て、審査委員長が決定致しました。
「マジップ」はユーザーの年齢層や男女差を問わず、誰でも簡単に、安全にゴミを拾える製品として、とくにデザイナーと「使いやすさ」を追求した商品開発に取組みました。それに対して今回、グッドデザイン賞では審査委員の評価は「3.11の震災以降、ガレキを拾う人の姿を度々目にするようになった。そして多くのボランティアが今も活動に従事している。一般に“ゴミ拾い”と呼ばれる作業は、単純なようだが腰に負担がかかるなど長時間は辛い。このトングは、特に際だったデザイン処理がなされている訳ではないが、とにかくものがつかみやすい。そして重いものや、さまざまな素材、たとえば表面がツルツルしたポリ容器なども、ストレスなく楽々とつかむことができる。「よき道具」のありようを、改めて再確認させてくれる優れものである。」といった使いやすいデザインが実現されている点が高く評価されました。
当社では今回の受賞を契機に、さらにこれらの優れたデザインの特徴をアピールすつことを通じて、マジップのより一層の販売増を目指すとともに、デザインの観点から優れたものづくりに真摯に取り組んで参ります。
なお、マジップは11月23日(金)から東京ビッグサイトで開催される受賞発表展「グッドデザインエキシビション2012」に出展されます。表彰式は、11月22日(木)に同会場で開催される予定です。
是非、「グッドデザインエキシビション2012」にお越し下さい。