2014年8月16日(土)
新潟県三条市の(有)永塚製作所は浜松市遠州灘で行なわれたアカウミガメの放流会に参加しました。
アカウミガメの放流会はサンクチュアリN.P.O.さんが28年前より開催されて
ます。
初夏の5月中旬から8月上旬頃まで、夜静かな遠州灘の砂浜に産卵の為に
訪れる絶滅危惧種のアカウミガメの卵を保護し、秋が近くなると砂浜から子ガメが
孵化し放流し黒潮に乗って太平洋の旅に出て行きます。
本来なら太古から続く大自然の営みに、人間が保護して、孵化させ海に返す必要は
ないのですが、人間が捕獲して食用で売買、ペットショップに販売するなど人間か
らまず守らなければならないのです。
サンクチュアリN.P.O.の馬塚理事長は1987年から継続してアカウミガメの
保護活動を行なわれてますがこの頃、砂浜でのオフロード車の走行が流行し砂浜
の荒廃が進み、アカウミガメの卵は踏み潰される被害が多発したり、轍を乗り越え
られないアカウミガメは海に帰れず息を引き取るなどで、本来は人間の手によって
保護する事なく自然のままで繁殖するのがの望ましいのだが、産卵した卵を孵化場
で保護し子ガメが海に旅立つまで見届ける事にされました。
ビーチクリーンを行い、奇麗なビーチ環境でアカウミガメが産卵に帰ってくる環境
を作られ、その際にMAGIPでクリーン活動などを行うキッカケにしていただきた
と、MAGIPを販売していただいております。
中田島砂丘の入口にサンクチュアリネイチャーセンターがあり、1階はcafeとカメ
などのキャラターグッズの販売、2、3階はセミナールームとなっており、自然や
環境教育を行っておられます。
子ガメは黒潮に乗り、太平洋を旅します。
20年に経ってまた日本付近に戻りますが、戻って来られるのは約1/5000
の確立だそうです。
放流会に行く前に、馬塚さんの粋な計らいで約100名の参加者の前でMAGIPの
紹介の時間をいただきデモンストレーション、PRをさせていただきました。
このビーチはカレントがキツく遊泳禁止です。
ルールとして線からは出ない。カメを追って行かないとい。まずは一列に整列して
子ガメが配られるのを今か今かと待っています。
馬塚代表のお兄さん。
子ガメの持ち方と写真の写り方を教えていただきます。
みんな旅立って行きました。
達者でな〜
放流が終わり、自然解散でしたが、ここからも感動致しました。
なぜならば、帰り道に皆、ビーチクリーンを自発的に行なって帰ってるのです。
子ガメの感動や、環境教育の説明が自然とそうさせたのでしょう。
馬塚さんに伺ったら、「その仕組みが大切、ゴミを拾いましょうではないんだ」
感動を得た時に行動が変わるんだと素晴らしい事を教わりました。
馬塚さん兄弟とROOTOTEの村上さんと!