第1回川ごみサミットに参加

 新潟県三条市の永塚製作所は

 

2015年1月23日から2日間開催された

 

『第1回 川ゴミサミット』に参加しました。

 

 

 

『第1回川ごみサミット』は全国川ごみネットワーク実行委員会の主催で開催。

1/23、24の2日間、川のクリーン活動をされている市民団体、業界団体、企業

 

、大学教授、行政(国交省、環境省、東京都)など約70名の参加者で初日は講演

 

2日目は「調べるゴミ拾い」形式で荒川をクリーンアップ活動の実施。

 

 

MAGIPの大口ユーザーであるNPO法人荒川クリーンエイド•フォーラムの佐藤代表理事が


挨拶されました。

 

 

公私ともに親しくさせていただいております国立大学法人鹿児島大学の藤枝教授による

 

『川ごみの現状と背景』の講演。

 


 

藤枝教授は使い捨てライター(100ライター)の漂着ゴミで調査をされております。

 

ライターに印刷されたお店の宣伝広告の文字や、電話番号からの情報で流出地域を判別す

 

ることのできる調査であり、2003年より7万本のライター漂着ゴミを採集されてきてます。

 

ライターを拾う際にMAGIPがとても拾いやすいとMAGIP発売初期からご愛用いただき、漂流

 

ゴミの研究会などのお土産として使っていただいた事もあります。

 

 
藤枝教授の公演の中で、最も興味深いところは、川ゴミは河川全体にゴミが集まっている為、


面でゴミを見てクリーン活動を行う。しかし海ゴミはパレートの法則(20対80の法則)で20%


の場所に80%のゴミが漂着するので、重点回収で活動するのが望ましいと教えていただいた



川ゴミは河口部に集積しやすいが、河口域から上流域までを含めた流域全体での発生抑制


と河川流域全体でのクリーン活動促進が必要だと感じました。


 

 

 

講演会の後は、パネルディスカッションが行われました。


テーマは『河川・海洋環境保全に取組み市民団体と産官学ができること』でコーディネーター


は一般社団法人JEANの金子代表理事が務められました。


パネリスト

 NPO法人荒川クリーンエイド 伊藤事務局長

 NPO法人新潟水辺の会 加藤事務局次長

 日本プラスチック工業連盟 岸村事務局長

 国立大学法人鹿児島大学 藤枝教授

 国土交通省 河川環境課 三宅課長補佐

 環境省 水環境化 海洋環境室 森田室長補佐

 

『河川環境保全の課題解決に向けて、今、私たちができること』をテーマにディスカッションがおこなわれました。

 

セミナー参加で学んだ事


①活動の継続。  ▶︎ 継続するには若手の育成

 

②現状を伝える。 ▶︎ 伝えるとは行動を起こす。(知ると理解はちがう)

 

③発生抑制    ▶︎ 発生を低レベルに封じ込む



2日目は、不参加でしたが、荒川にてクリーン活動ワークショップが行なわれ、


終了後に参加者有志で「第1回川ごみサミット宣言」を発行しました。