2015年11月27日から3日間、千葉県一宮で開催されました『第26回日本ウミガメ会議』に参加してきました。
これまで日本ウミガメ会議は産卵地が多い西日本地区で開催されて来ましたが、今回
はアカウミガメの産卵地の最北限といわれる九十九里浜の一宮で初開催されました。
全国各地からウミガメの専門家や地域のウミガメ保護活動するボランティアが集まり
日本の絶滅危惧種のウミガメの現状報告や衛生追跡報告などなど、とても興味深い
内容とビーチの浸食状況や17mの防潮堤設置開始されている恐ろしい報告もあった。
一宮は日本のSurfer's paradiseで緩やかに弧を描く九十九里浜の南端に位置しており
平成26年にはウミガメ保護条例を制定しウミガメの保護活動に取組まれてます。
参加人数は約300名弱の参加者で、全国各地から専門家やウミガメ保護活動ボラン
ティアの方々が集まりました。
日本ウミガメ協議会 会長の松沢さんのご挨拶。
一宮町長の玉川町長
九十九里浜自然誌博物館 秋山彰男先生の記念講演
『南九十九里一宮・渚の自然を探って40年』
南九十九里の一宮海岸を中心に30数年にわたり汽水域と海域の生物調査に携われま
した。その実施してきた生態調査を面白可笑しく子供達も飽きないようにクイズも入
てながら講演されました。
今までの調査のパネル展示
一宮のビーチの砂を一瞬にして手品師のようにウミガメに変身させた(笑)
秋山先生は現在、芸術家らしくビーチで拾った貝殻を磨きサーフボードに乗ったカメ
の作品をご自慢。
ウミガメはサーフボードの裏側で波に乗れると言ってられました。
私たちは、今回のウミガメ会議で運営協力されている「一宮ウミガメを守る会」さん
から、お誘いをいただきました。
ウミガメ保護活動とビーチクリーンは切っても切れない関係であり「一宮ウミガメを
守る会」さんもMAGIPでクリーン活動を行なっておられます。
この使い易さを全国のウミガメ会議の皆さんに伝いたいとの暖かいご配慮からブース
出展させていただきました。
一宮ウミガメを守る会の皆さんとは、春と秋にもパタゴニアサーフさんとのビーチ
クリーン活動でご一緒させていただき、皆さんとの御縁には感謝しております。
出会いは、昨年のエコプロ。MAGIP実演で爪楊枝が簡単に拾える事に感激され即活動
に使いたいからと大量購入していただき、「気軽にサーフィンに来てね!」から始
まりました。スマートでカッコイイ出会いでした(笑)
一宮ウミガメを守る会のプレゼンテーション
昼食前に集合写真撮影会
ホテル本館では、鴨川シーワールドのウミガメに触れるブースが出展
生後2ヶ月の赤ちゃんウミガメ
子供のウミガメには触れ合えるコーナーも設置され、子供達が喜んでました。
カメシューのTurtle Crewさんの調査発表
驚いたのが、カメの甲羅に衛生発信器を接着剤で固定し、カメの経路追跡し行動を
把握する研究も頻繁に行なわれてようです。
閉会式で開催にあたり協力された、一宮役場の方々と「一宮ウミガメを守る会」の
渡部さんと川上さんの紹介があり、会場からは拍手喝采で閉幕しました。
最後に「一宮ウミガメを守る会」さんと記念撮影。
大役大変お疲れ様でした。
MAGIP LOVER'Sの岡本さんも駆付けてくれました〜!
一宮ウミガメを守る会に入会した方が良いと説得し、入会されました〜!
素晴らしいビーチを子供達に残したい…